松本青年会議所とは?|松本青年会議所 長野県松本市まちづくりボランティア

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【副理事長方針】「全てはこのまちのために」

社団法人 松本青年会議所
副理事長 柄澤 深

早いもので、松本JCに入会して5年目を迎えます。最近、JC運動に対しての思いを再認識したことがあります。 自分が生まれ育ち、家族と共に生活している「このまちのために」運動する。 これまでのJC運動を通じ、仲間との友情、組織の運営方法など、様々なものを得ることができました。しかし、ある先輩からの言葉でこれらの活動の土台となっているものは、自分が生活しているこの「まち」なんだと気付かされました。 私が関る今後のJC運動は、「このまちのために自分が何をすべきか、自分の運動がこのまちのためになるか」を念頭に置きながら実行します。 また、「JCもある時代」と最近耳にする機会が増えてきました。価値観の違いがあるので、正しい、正しくない、の議論をするつもりはありません。しかしながら私は紛れもなく松本JCの一員です。貴重な青年期をこの団体で過ごすのであれば、「JCもある時代」と括られるより、「JCが牽引する時代」を駆け抜ける姿を選びます。

【城下町復権 このまちと時代をリードするきっかけに】

本年は、「第30回全国城下町シンポジウム」をこの松本で開催します。本大会を主管するにあたり、「JCもある時代」ではなく「地域と時代を牽引するのはJCだ」という気概を、松本JCメンバーと共有します。  また、これからの地方都市が目指すべき姿、城下町復権に関するヒントを、私たち松本JCメンバーが率先して行動することで、全国の仲間たち、そして市民の方々と共に追及するそんな大会を目指します。

【この地域(まち)が生き残るために】

私たちが生活するこの地域(まち)、日本全国の中では紛れもなく一地方都市です。地域間競争、そして大都市と地方都市の格差が拡大していく中、この地域(まち)はどうすれば存在感と地域力を保持し、全国に向けて発信できるか、真剣に考えます。

【結びに】

司馬遼太郎著「洪庵のたいまつ」の中に次の一文があります。 「洪庵は、自分の恩師たちから引き継いだたいまつの火を、よりいっそう大きくした人であった。かれの偉大さは、自分の火を、弟子たちの一人一人に移し続けたことである。  弟子たちのたいまつの火は、後にそれぞれの分野であかあかとかがやいた。やがてはその火の群が、日本の近代を照らす大きな明かりになったのである。」 私もこのまちの先輩方から受け継いだ「”まちづくり”というたいまつの火」を多くの人に移し続けたいと思います。 全てはこのまちのために。
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