松本青年会議所とは?|松本青年会議所 長野県松本市まちづくりボランティア

【副理事長方針】

社団法人 松本青年会議所
副理事長 渡辺 慎也

自分の子どもの面倒を見るのは当たり前。しかし、地域(まち)の子どもたちにも「声をかけ、目を掛け、心を掛ける(手は掛けずに自立を促す)」人たちがいる。劇的な人口減少に突入した日本、壊れかけた日本や我が地域(まち)に関わる事件を見聞した際に、何かをしなければと自分の考動に結びつける事が出来る人たちがいる。青年会議所(JC)の活動は私たち会員の自由意志に任されています。それ故に、私たち一人ひとりが心の中に社会奉仕の精神を宿し、組織の一員である強い誇りを持ち、互いを思いやる気持ちに溢れ、主体的に率先して地域(まち)を創ろうとする意欲に満ち、壮大な夢の実現に強靭な意志を持って挑戦し続けよう。 

~ 今こそ飛躍の時! ~

【広域的交流拡大室】

【国際交流広報発信委員会】
いまや近代文明の一大転換期にあって世界は緊密に近づいた運命共同体と化しながら、各国間の緊張関係も続いております。JCは世界の恒久平和と国際社会の発展を望み、国境を越えた国際交流を行っております。「和敬の心」をもって、外国人と日本人が国籍や文化の違いを超えお互いが理解し合える地域(まち)(相互扶助精神溢れる地域(まち))を目指し、「明るい豊かな社会」の創造を目指します。松本JCは現在に至るまで長きに渡り台南女國際青年商會との姉妹交流を進めてまいりました。両JCには、揺るぎ無い「友情」と「信頼」が育まれ、そしてその交流は行政間・市民間を巻き込む交流へと波及し交流の輪は広く浸透しています。この交流を活用し、それぞれの地域(まち)・国が発展する事を信じ運動する事で「未来の松本の国際化」に大きく寄与することでしょう。点から線へ、そして、色を施し絵描かれた「2010年故郷の誇り創造会議の未来予想図」にあるように、将来に地域(まち)が輝けるよう意気高く運動の前進をしよう。
普段何気なく見ている景色や町並みも、例えば、歴史を紐解く“目”を持ってみると、歴史の重みを感じ取ることができます。理論や理屈ばかりでは何も変わらない。「人と人が出会い、協働する」単純な事で互いに理解し合い、そこで生まれる笑顔が街を彩ります。
全ての広報活動を通し、松本JCと市民との架け橋となり、全国へ、世界へと発信していきます。
【未来のJAYCEE育成委員会】
地域は閉塞感に覆われ長期の低迷から脱しきれません。諸問題の根底に倫理道徳の荒廃が潜み、生きる指針を見失って心を病む人が増大している事態は憂慮に堪えません。見通しの立たない厳しい状況の中、理念が指し示す未来に向け、夢を掲げて邁進しましょう。夢は描けていますか。何かを創ろうと思う時たくさんの材料の中から選びます。JCではたくさんの機会があります。自ら掴みに行く事で大きな前進があります。健全な精神性と生活の拠り所となる道義の確立こそが全てに優先すると考えます。
JC運動を効果的に行うには会員各々が意見を出し合い切磋琢磨し一人ひとりの秘めている能力を最大限に引き出す必要があります。JCは、地域(まち)づくり、人づくりに対しての考え方やJC運動の捉え方・関わり方は多種多様ではありますが、自らの意思で入会した同志の組織です。JCの可能性を信じ、JAYCEEを楽しみましょう。そして、多くの人々と出会い、伝える事で新たな同志の発掘に繋がります。また、それぞれのメンバーが持つ職場ネットワークや個々の繋がりを活かし、「JCは楽しいぞ!」と伝えられる夢を持ち、実行しましょう。
「地域と時代を牽引する城下町」を実現する為に、市民一人ひとりが、そして、JAYCEE一人ひとりが「城下町 松本人」としての自信と誇りを更に高めていく。倫理道徳観を兼ね備え、地域(まち)を愛し、心身ともに健康的なライフスタイルを持ったJAYCEEを育んでいきます。
【出向者連絡特別会議】
日本青年会議所・北陸信越地区協議会・長野ブロック協議会へと多くのメンバーが出向させて頂きます。それぞれ出向先の活動は多岐に亘りますが、LOMと出向先の活動とが協働・つながりの可能性を持てば幅広い市民意識変革運動へと大きく波紋を残す事でしょう。それぞれのネットワークを構築し、強い絆を持って我が地域(まち)の可能性を広げよう。
「出向」にはLOM内の活動と共に多くの時間を投資しなければいけません。それならばこそ、最大限出向者自身の血となり肉となり帰ってくる事、そして、我が地域(まち)の大きな可能性の模索に務めていきます。

JC運動の原動力は、「自主的参加」です。
全ての事に対して、「楽しく」「大いなる感動を」!
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【副理事長方針】

社団法人 松本青年会議所
副理事長 小林 稔政

最近、「経営の父」と呼ばれたP・F・ドラッカーが再び注目されています。ベストセラーになっている「もしドラ」を読んだ方も多いでしょう。私自身、ドラッカーの考え方に強く影響を受け自社の経営を行っています。ドラッカーは問いかけます。「あなたにとって顧客とは誰か」。そして顧客を「内なる顧客」と「外なる顧客」に分け、その顧客を満足させ、感動を与えるために組織があると説きます。私たちJCメンバーにとって「内なる顧客」とは会員であり、「外なる顧客」とは市民・行政を含めたこの地域(まち)そのものといえるでしょう。縁あって副理事長という大役を引き受けた本年今一度、松本JCにとっての「顧客」とは誰かを考えたいと思います。そしてその「顧客」がワクワクして、イキイキできる魅力ある組織をつくること、それが私の使命(ミッション)です。

【命の意味を感じ、考え、伝える場づくりを】

「人の成長のために働かない限り、自ら成長することはない」とドラッカーは言っています。子育てや教育とは、自らが成長するための強力な道具といえます。松本JCは宮脇昭先生から教えて頂いた「植樹」という道具があります。これを最大限生かし、地域(まち)の未来を担う子どもたち・市民へ「命の意味」を伝えていきます。

【今がチャンス より高く飛躍できる組織を】

ドラッカーは21世紀がNPOなどの非営利組織の時代になると予言した人でした。この地域(まち)において、時代の先駆者として51年間走り続けた松本JCに公益社団法人化という一つの転機が訪れています。この機会に我々の組織の存在意義をもう一度捉え直し、地域(まち)に対しこれまで以上に発信力がある組織を目指します。

【結びに】

自分が明日死んでも企業は永続しなくてはいけない。そのために「マネジメント」があるとドラッカーは説きます。部下を育て成長させること、その人の強みを発揮させること、成果をあげ分かち合うこと、それらを通じ、世の中に貢献すること。企業と同様、地域(まち)も我々の世代がいなくなっても持続しなくてはいけません。地域(まち)の明るい未来のために希望という苗を植えていきましょう。「熱き情熱」という水を注ぎ、いつか必ず大きく成長すると信じて。
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【副理事長方針】

社団法人 松本青年会議所
副理事長 池田 俊輔

青年会議所運動に携われるのも残すところ1年となり、その最後の1年で副理事長という大役を務めさせていただくことになりました。 松本JCに入会して3年という決して長くはないJC歴ではありますが、そんな中で副理事長という大役をいただけるようになったのも、多くの仲間達の励ましや、支えがあったからだと感じております。 本年度は第30回全国城下町シンポジウム松本大会、公益社団法人格移行等を控え、大きなチャンスを得ている年でもあります。もちろん大きな責任もあります。しかしながら皆さん自分の回りを見回してください。心強い松本JCの多くの仲間達の顔があるはずです。松本JCであれば、責任というプレッシャーに負けず、ポジティブに広く地域(まち)の皆様に我々の活動を発信できるチャンスであると捉えて思い切り行動する1年にできると信じています。 私自身まだまだ成長する過程であります。そのことを自覚し、この大きなチャンスの1年に仲間達とともに大きく成長していける年にしていきます。そのためにも青年会議所運動野の基本であるまちづくり運動に情熱を注ぎ、そして友情を深め、大きな飛躍を信じて仲間達と青年会議所運動に邁進していきます。
最後にもう一つ・・・「楽しむ」心を忘れずに・・・ 素晴らしい仲間達と共に思い切り楽しむ1年にしたいきます。
地域(まち)の未来創造委員会
松本JC運動の歴史ともいえる「信州まつもと空港」活性化への取り組みは、昨年、FDAによる札幌便と福岡便の継承が決まり大きな転換期を迎えることになりましたが、空港を取り巻く諸問題が取り除けたわけではなく、後がないという状況には変わりはありません。 今こそ、この状況と正面から向き合いながら、「信州まつもと空港」という財産と、誇るべきこの地域(まち)の自然、伝統、文化という観光資源、そして産業資源を組み合わせて、最終的にはこの地域(まち)の活性化へと繋げて行くべく市民、行政へ広く発信していく必要があります。
地域(まち)の魅力発信委員会
まちづくりを語る上で地域経済の発展を外して語ることはあり得ません。特に青年経済人の集まりでもある松本JCにとって地域経済の発展というキーワードは大きなウエイトを占めているといってもよいと考えます。この地域(まち)の未来のために今一度青年らしい夢と情熱を持った新たな目線でこの地域(まち)の文化・観光資源という誇るべき魅力を再確認し、それらを活かした新しい観光ビジネスのブランディングを通じて地域経済発展=明るい豊かな社会の実現を目指していきます。
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【副理事長方針】「全てはこのまちのために」

社団法人 松本青年会議所
副理事長 柄澤 深

早いもので、松本JCに入会して5年目を迎えます。最近、JC運動に対しての思いを再認識したことがあります。 自分が生まれ育ち、家族と共に生活している「このまちのために」運動する。 これまでのJC運動を通じ、仲間との友情、組織の運営方法など、様々なものを得ることができました。しかし、ある先輩からの言葉でこれらの活動の土台となっているものは、自分が生活しているこの「まち」なんだと気付かされました。 私が関る今後のJC運動は、「このまちのために自分が何をすべきか、自分の運動がこのまちのためになるか」を念頭に置きながら実行します。 また、「JCもある時代」と最近耳にする機会が増えてきました。価値観の違いがあるので、正しい、正しくない、の議論をするつもりはありません。しかしながら私は紛れもなく松本JCの一員です。貴重な青年期をこの団体で過ごすのであれば、「JCもある時代」と括られるより、「JCが牽引する時代」を駆け抜ける姿を選びます。

【城下町復権 このまちと時代をリードするきっかけに】

本年は、「第30回全国城下町シンポジウム」をこの松本で開催します。本大会を主管するにあたり、「JCもある時代」ではなく「地域と時代を牽引するのはJCだ」という気概を、松本JCメンバーと共有します。  また、これからの地方都市が目指すべき姿、城下町復権に関するヒントを、私たち松本JCメンバーが率先して行動することで、全国の仲間たち、そして市民の方々と共に追及するそんな大会を目指します。

【この地域(まち)が生き残るために】

私たちが生活するこの地域(まち)、日本全国の中では紛れもなく一地方都市です。地域間競争、そして大都市と地方都市の格差が拡大していく中、この地域(まち)はどうすれば存在感と地域力を保持し、全国に向けて発信できるか、真剣に考えます。

【結びに】

司馬遼太郎著「洪庵のたいまつ」の中に次の一文があります。 「洪庵は、自分の恩師たちから引き継いだたいまつの火を、よりいっそう大きくした人であった。かれの偉大さは、自分の火を、弟子たちの一人一人に移し続けたことである。  弟子たちのたいまつの火は、後にそれぞれの分野であかあかとかがやいた。やがてはその火の群が、日本の近代を照らす大きな明かりになったのである。」 私もこのまちの先輩方から受け継いだ「”まちづくり”というたいまつの火」を多くの人に移し続けたいと思います。 全てはこのまちのために。
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【専務理事方針】新しい創造の前兆は喜びである

社団法人 松本青年会議所
専務理事 関谷 光貞

私は商家に生まれ、松本JCに入会した30歳の11月に独立し、祖父や、父が歩んできた創業者としての道を歩みだしました。「本当に商売が好きだから、仕事を通して大衆文化に寄与することが私の生きがい、私に携わってくれる人々の笑顔を増やしたい。それは哲学だから苦労もできる。」そう思える私自身の毎日は苦しい中でも、喜びに満ちている事を実感しました。そして、その哲学に創造のエネルギーが湧きあがってくる事にも気づかされました。
今迄の商売の仕方がもはや通用しない今、消費者のニーズの変化に対応できる商売とは、新しい創造なくしてはなりません。その創造の力は、喜びのある人からしか生まれてこないと思います。この哲学をJC運動に照らし合わせてみた時、正にJC運動も同じではないかと実感いたしました。メンバーひとりひとりが喜びに満ち、この地域(まち)や地域住民、又はJCメンバーのニーズの変化に対応できれば今以上にもっと力強い活動ができると思います。
入会して2年目、3年目は不謹慎ながらもJC運動にはあまり参加せず、JC運動を客観的に見ていた時期もありました。それはそれで自分自身が選択し、歩んできたJC運動であり又、外側からJCを見る事が出来た時期でもあります。その事実や経緯を踏まえこの度専務理事として責任ある重要な職務を遂行していくにあたり「心病まず、心貧せず、悩まず、恐れず」喜びに満ち溢れ情熱と純粋さをもって行動して行きたいと思います。
喜びに魂を躍らせ、石炭をいっぱいにくべた機関車のように燃えて燃えて走り続ける・・・。そんな仲間たちが松本JCにたくさん出てきてほしい、その仲間たちと共に歩んでいきたい・・・と思いをめぐらし、松本JCへの思いを新たにしました。
喜最後に私自身、松本JCのメンバーであるならば、我々のやっている運動を信じて何ものにも恐れず、新しい時代に向けて考動を起こしてまいります。今までの自分の中の古くさい生き方や考え方をかなぐり捨てて、新しい価値観を受け入れられる柔軟な姿勢を持ち、喜びや感謝というものが原点として生き生きしていれば、私たちはいつまでも若々しい青年であります。どんな変化がやってきても、どんな新しいニーズが起こっても、いつでも即応できる新しい器となろうではありませんか。

【専務理事の職務】
専務理事を拝命するにあたり次の職務を遂行していく所存です。

◆理事会運営を効率よくするための職務の遂行
効率の良い理事会の運営、議案の精査、制約の中で最大限の効果が発揮できる事業展開の促進、模索。
◆一般渉外等の対外的問題の窓口
理事長の補佐及び組織の窓口、松本JC及びこの地域(まち)にとって有益な情報の入手、渉外、広報、組織全体ひとりひとりへの分け隔てない対応、組織全体の活性化、魅力ある組織づくり等を実践していきます。

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【事務局長方針】

社団法人 松本青年会議所
事務局長 早田 和重

2010年度から新設された事務局長という役職。表に出ることはないけれど組織運営を行う上で重要なポストだと認識しています。
青年経済人である我々は常に本業と同時進行でJC運動に時間を費やしています。それはみんな心に熱いものを持っているから。だからこそ、事務局長として最良のインプットで最高のアウトプットを生み出す為の円滑な組織運営に努める必要があるのです。より円滑でより効率的な組織運営が行われれば、松本JCメンバーはもっと多くの時間を地域(まち)の為に、夢の為に費やすことが出来るのです。自分の信念の下、一生懸命活動するメンバーのサポートが事務局長には出来るのです。
自分の力量は自分が一番理解しています。周りに感謝しながらも、20代半ばまで自分の夢の為だけに生きて来た自分。「水泳なんて自分の人生豊かにする為のツールの一つでしかない。今は水泳を使って人生豊かに生きているんだ。引退したら次は親の会社を継ぐ為に努力をするぞ」そう思っていたはずなのに、いざ社会に出てみると現実に打ちのめされる。分からないことが分からない日々。そんな現状を打破したくて松本JCの門を叩きました。入会時は、「在籍10年。その間に巡り合えた多くの先輩方から勉強させてもらうぞ」という動機で始めてみたものの、「松本って地域(まち)が本当に好きなんだ」と気付き、諸先輩方の功績に感銘し、JC運動の本質を知る事が出来たような気がしています。
今は全てが将来の自分への投資だと思い日々過ごしていますが、事務局長という現在の自分にはこれ以上にない成長の機会を与えて頂きました。円滑で効率的な組織運営、メンバーが注力しなければならないところに全力で取り組める組織、何よりも優先することはこの職務を全うすることです。当たり前のことが当たり前に行える組織運営に全力で取り組みます。 入会1年目の人間力育成委員会、2年目の北陸信越地区協議会出向を経て、本年度事務局長を務めることの意味を理解し、全力で学びます。そして、本年度学んだ全てを将来の松本JCに活かすのも事務局長の重要な役割の一つだと思っております。それと同時に青年経済人として、自身の会社の発展の為にもここで学ぶことを活かさなければなりません。JC活動の礎となる自身の仕事を発展させることが地域社会の発展にもつながるという信念を持ち、取り組みます。

【事務局長の職務】
事務局の運営、専務理事の補佐