松本青年会議所とは?|松本青年会議所 長野県松本市まちづくりボランティア

【専務理事方針】新しい創造の前兆は喜びである | Home | 【副理事長方針】~ 今こそ飛躍の時! ~

【副理事方針】

社団法人 松本青年会議所
副理事長 小林 稔政

最近、「経営の父」と呼ばれたP・F・ドラッカーが再び注目されています。ベストセラーになっている「もしドラ」を読んだ方も多いでしょう。私自身、ドラッカーの考え方に強く影響を受け自社の経営を行っています。ドラッカーは問いかけます。「あなたにとって顧客とは誰か」。そして顧客を「内なる顧客」と「外なる顧客」に分け、その顧客を満足させ、感動を与えるために組織があると説きます。私たちJCメンバーにとって「内なる顧客」とは会員であり、「外なる顧客」とは市民・行政を含めたこの地域(まち)そのものといえるでしょう。縁あって副理事長という大役を引き受けた本年今一度、松本JCにとっての「顧客」とは誰かを考えたいと思います。そしてその「顧客」がワクワクして、イキイキできる魅力ある組織をつくること、それが私の使命(ミッション)です。
【 命の意味を感じ、考え、伝える場づくりを 】
「人の成長のために働かない限り、自ら成長することはない」とドラッカーは言っています。子育てや教育とは、自らが成長するための強力な道具といえます。松本JCは宮脇昭先生から教えて頂いた「植樹」という道具があります。これを最大限生かし、地域(まち)の未来を担う子どもたち・市民へ「命の意味」を伝えていきます。
【 今がチャンス より高く飛躍できる組織を 】
ドラッカーは21世紀がNPOなどの非営利組織の時代になると予言した人でした。この地域(まち)において、時代の先駆者として51年間走り続けた松本JCに公益社団法人化という一つの転機が訪れています。この機会に我々の組織の存在意義をもう一度捉え直し、地域(まち)に対しこれまで以上に発信力がある組織を目指します。
【 結びに 】
自分が明日死んでも企業は永続しなくてはいけない。そのために「マネジメント」があるとドラッカーは説きます。部下を育て成長させること、その人の強みを発揮させること、成果をあげ分かち合うこと、それらを通じ、世の中に貢献すること。企業と同様、地域(まち)も我々の世代がいなくなっても持続しなくてはいけません。地域(まち)の明るい未来のために希望という苗を植えていきましょう。「熱き情熱」という水を注ぎ、いつか必ず大きく成長すると信じて。